| 2007/1/7
ゲス・ノート |
文武両道に励む休日。 北日本,東日本にかけては、季節外れの台風並みに発達した 低気圧の影響で、ひどい天候だそうに、 ここ保土ヶ谷はそんなことを露とも感じさせない快晴。 休日にかかわらず早起きを決め込み、午前中はジムで汗を流す。
ジムからの帰宅途中、ツタヤにてDVDを二本借りる。 「僕たちの戦争」と「明日の記憶」 どちらも、原作が荻原浩氏のもの。 この人の本に嵌り、最近立て続けに同氏の小説を読んでいる。
「僕たちの戦争」に関しては、以前、ドラマオンエアを “たまたま”見合わせ大変感動したのだけど(今思えば幸運だった) 是非原作もと思い、ちょうど昨日それを読み終えたので、 改めてDVDを借りて見た。
午後は、そのDVDを見ながらのんびりと過ごす。 「明日の記憶」は、言わずもがなアルツハイマー症を題材にしたもので、重い。 映画が公開された時期が、確か韓国映画「私の頭の中の消しゴム」がDVD化された直後ぐらいだったと記憶しているけど、 そのためか比較をしてしまう悪い性癖が顔を覗かせる。 双方に共通して描かれている、目の前の愛した人をもついに忘れてしまうシーン ・・・酷だなぁ。
人の死に方は数あれど、寿命をまっとうして逝く・・・ そういう逝き方というのは稀なんだろうと思う。 逆に、病気,事故,事件,様々な要因で寿命を終える・・・ そういう逝き方の方が溢れかえっているように思う。 今風に言えば、そういうものは全て死神によって決められている と言ったところなのかもだけど。
そう考えると、生きている今、とりあえず自分にやれることをやらねば ・・・と思えてくる。 そうして自分は、夜の住宅街の中を颯爽と駆け抜ける。 今夜は満月が宵闇を幾分薄らいだ紺色に染めあげており、 夜空に広がる星の明滅も鮮やかだった。
星空を見上げて人は無力を覚り、ただ前を見て歩く。 その時、足元にはバナナの皮。 勢いよく尻もちを付いて、結局また夜空を見上げる格好になる。 何分、世の中は生きづらいものだと思う。
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